[映画][レビュー] 『月に囚われた男』
【以下、ネタバレ度「中」です。】

評価:★★★★★
映画館:恵比寿ガーデンシネマ
スクリーン:ガーデンシネマ1
座席:一番後ろの端(自由席)
料金:1500円(カウンター)
字幕版(字幕:小寺陽子)
月に囚(とら)われた男 – オフィシャルサイト
http://www.moon-otoko.jp/
月に囚われた男 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AB%E5%9B%9A%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%B7
久しぶりに来ました、「化け物」映画!!ものすごい作品に出会ってしまいました。今年一番の映画と言っていいかも。
映画が終わった後、言葉を失ってしまったというか、呆然としてしまった。その後誰かに言わずにはいられない気持ちになった。それぐらい衝撃が走った映画だ。
予告編で観たのとは全然違った方向の話だ。
この作品の根底には「自分とは何か」という哲学的問題がある。記憶を持つ者が唯一無二でないとしたら、果たして自己の定義ができるだろうか。
だからこそ、映画を観ていると、最初、ストーリーが誰の視点かが分からなくなっている。だけど、後で「なるほど」となるんだよね。意図的にそうなっているんだ。
すごい映画ほどまともに評論できないのが、僕の技術がないところなんだけど、ともかくオススメであることは声を大にして言いたい!
字幕に関して気になったのは、「このチャンスを逃すまじと」などと書かれていたことだ。せめて「逃すまいと」ぐらいにしないと。「まじ」なんて古すぎる。特に若い人なんか分からないだろー。
それと、原題は”Moon”でまあいいとしても、邦題がおかしい。明らかに主人公が囚われているのは「月」じゃないんだから。
客は25人ぐらい。じいさん、ばあさんが多かった。
行ったのは恵比寿ガーデンシネマ。
恵比寿ガーデンシネマ 上映中の作品
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/yebisu/joeityu.html
予告編の時に、「恵比寿ガーデンシネマは世界各国のすばらしい作品を上映いたします」なんて表示される。作品がすばらしいかどうかは観る人が決めることでしょー。逆に言わせてもらえば、すばらしくないと思ったら上映しないのか。まったく!
映画館メモ:
・シートも壁もスピーカーもカーテンもグリーン!
・背もたれは低い。
・カップホルダーなし(飲食禁止)。
・傘ホルダーなし。
・荷物フックなし。
・生声アナウンスで挨拶あり。
・アームレストが固い。
・通路側に座ると、上映中床の誘導灯が気になる。


[...] そして、「夫婦って何だろう」と思わずにはいられない。夫婦の定義が何だか分からなくなるのだ。こういう感じで考えさせてくれる映画が僕は好きなのかも。一昨日観た『月に囚われた男』を今年一番の映画だと思ったり、どう考えたって気味の悪い『オープン・ユア・アイズ』という映画が好きだったりするんだから。僕には問いが必要なんだな。ただ楽しければいいというわけじゃない。楽しいだけなら、映画を観ただけで完結してしまう。 [...]